引越のご挨拶はした方が良い?しなくても良い?

2019.9.27

引越のご挨拶、皆さんはどのようにしていますか?
それとも、していませんか?
 
分譲マンションや一戸建ての住宅を購入した場合、ご近所の方へのご挨拶は欠かせないと思います。
賃貸マンションの場合は、どうでしょうか?
たとえ長く住む予定がない賃貸マンションであっても、引越のご挨拶をしているファミリー層の方は多いのではないでしょうか?
 

引越のご挨拶はした方が良い?

引越のご挨拶をする良い点

「お隣の方はどのような方なのかしら?」
お互いに顔を合わし、ご挨拶をすることで、面識ができ少し安心しますよね。
この安心感が、何よりも大切ではないでしょうか。
上下の階においても、どのような方が住んでいるかを知っておくと、騒音等のトラブルが大きく発展しないことがあります。
 
また、ご近所さんと顔見知りであることは、大きな災害時など、いざという時の助けになります。
災害時は想像以上に孤独です。
情報が入りにくいこともあるので、ご近所同士の助け合いが大切になります。
これは、都市であろうと、地方であろうと同様です。
 
現代においても、昔ながらのコミュニティは必要になります。
子ども会や町内会へ加入したり、ゴミの捨て方を教えてもらったりと、地域で長年守ってきた自治があり、様々なルールや決まりごとがあります。
ご近所さんの情報は、何より大きな情報源になります。
 

引越のご挨拶を控えても良いケース

女性の1人暮らしの場合、あまりその事実を知られたくないケースも多いと思います。
そのような場合は、あえて引越のご挨拶を避けることも一つです。
また、学生が住むマンション等でも、改まってご挨拶するのを控えるケースは多いものです。
 

ご挨拶に行くときの手土産は?

ご挨拶の手土産は、タオルやお菓子など、500円から1000円程度のものを渡すようにしましょう。
引越をしてすぐの対応が良いと思います。
 

ご挨拶に行く時間帯は?

一般的には、10時頃から17時頃までの時間帯に伺うのが良いと思います。
早朝や夜は避けましょう。
 
 

ご近所付き合いは、困った時の助けに

どのような時代においても、人と人との付き合いというのは大切になります。
私自身は、これまで引越をした際には、必ずといっていいほど、ご近所の方にご挨拶に行っていました。
 
はじめての一人暮らしをした学生時代は、同じマンションに同世代の大学生が住んでいて、ご挨拶をしたことがきっかけで仲良くなり、不慣れな1人暮らしの生活に幅が広がりました。
今でも付き合いがあり、生涯の友人になりました。
 
また、大きな災害にあった際にも、顔見知りの者同士お互いに助け合って、声をかけ合って避難をしました。
引越をして1ヶ月も経たない頃に大震災にあったのですが、まだ近所の様子も分からないような時にもかかわらず、引越時にご挨拶をしていたので、助け合うことができました。
 
社会人になり、選んだマンションは、オーナー様が1階に住んでいるマンションでした。
日頃からご挨拶をしていたら、日中不在の私のために、代わりに宅配を受け取ってくれたり、休日には一緒にお昼を食べたりする関係にもなりました。
また、退去をする際にも、とてもスムーズに手続きをとることができました。
 
そして、結婚をして子育てをするうえで、ご近所さんとのつながりは、これまで以上に大切になりました。
同じ学校や幼稚園に子どもが通うケースも多く、子どもの関わりの中で、日々の生活におけるコミュニティが重要になります。
 
まだまだ、現代の生活においても、地域で動く活動が多いものです。
 

現代社会でも…

現代は、地域や社会という集団に属するのを好まない傾向が強いですが、地域社会においては、良好なコミュニティがあったほうが良い場合も多いのかもしれません。
 
日本は地震大国です。この先、いつどこで大震災を経験するかわかりません。
また、地球温暖化の影響により、各地で大きな災害も生じています。
そんな時は、地域の支えやご近所の方の協力や声かけが、何より大切になります。
 
今一度、ご近所の方との付き合いについて、あなた自身も考えてみてはいかがでしょうか?

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