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「名古屋駅まで徒歩5分」実際にはどれくらいの距離?

2019.3.25

 

「駅まで徒歩5分」

「名古屋駅まで徒歩5分」。
不動産のチラシやインターネット上で、このような記載を目にすることがありますよね。
この表記は「徒歩所要時間」と言い、駅などの交通機関施設まで歩いてかかる時間のことです。
 
しかし、この「徒歩5分」という表記。実際にはいったいどれくらいの距離を示しているのでしょうか?
実は、この徒歩所要時間は一定のルールによって定められているのです。ご存知でしたか?
 
 
 

「徒歩所要時間」のルール

徒歩所要時間の算出方法は、「不動産の表示に関する公正競争規約(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則)」で定められていて、徒歩1分=80mという基準で計算しています。
もう少し詳しく言うと、「道路距離(道路に沿って測定した距離)」80mが徒歩1分かかるものとして計算をします。
 
また、1分未満の端数部分は切り上げで算出するので、例えば4.3分は5分として算出することになります。
 
 

「徒歩1分=80m」の基準は?

それでは、この「徒歩1分=80m」、いわゆる分速80m(時速4.8km)は何を基準にしているのでしょうか?
これは、健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて歩いたときの平均分速80.3mが基準になっていると言われています。
人によって歩くスピードは異なりますので、この基準で表記をしているわけですね。
 
 

信号の待ち時間は含まれるの?

この規約では、信号・踏切・歩道橋・坂道は考慮されません。
つまり信号や踏切の待ち時間は含まれないということになります。
逆に、道路・鉄道を越えるために歩道橋、地下道、踏切などを経由する必要がある場合は、そのために余分に歩く距離は含めることになります。
 
 
ちなみに、距離についての基準は、「駅の最寄り出入口」から「物件の一番近い敷地部分」までの距離になります。
これらのルールに基づいて、徒歩5分の駅近物件というような表現でチラシが入っているのです。
 
 
おわかりいただけましたでしょうか?
皆さまが春から新生活を迎え、物件を探し始めるときに、少しでも参考になればと思います。
物件を選ぶときは、実際に自分のペースでどれくらいの時間がかかるのかを、試しに歩いてみるといいかもしれませんね。

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