【土地活用の実例エピソード①】突然、姉妹でビルを相続することに【前編】

2019.11.15

五大トラストでは、マンション・ビル管理だけでなく、土地活用や資産運用、相続に関するアドバイスも行なっています。
今回は、実際にどのようなアドバイスを行なっているか、実例エピソードをご紹介します。
 
 

姉妹でビルを相続することになったお客様

先日ご相談いただいたのは、ある女性のお客様でした。
お父様は名古屋市内で会社を経営しており、お母様は他界されている、2人姉妹の長女の方です。
ご姉妹はとても仲がよく、2人で協力してお父様の世話をされてきたそうです。
お互い名古屋で結婚もしていて、それぞれ家庭を築き、生活も安定しているとのことでした。
 
そのような状況の中、昨年、突然そのご姉妹のお父様が他界されました。
お父様は、仕事熱心で真面目な人だったそうで、家族のための蓄えもしている方でした。
ご祖父様の時代からの小さなビルを、名古屋の繁華街近くに所有していたのです。
 
時代が経ち古くなり、入居者はいないような小さなビルです。
そのビルを、お父様が他界された後、ご姉妹2人が相続することになったのです。
 
 

突然の古い一棟のビル、一体どうすれば?

不動産の知識をまったく持たないご姉妹に、突然やってきた古い一棟のビル。
しかし、無知だから…と言って放っておくわけにはいきません。
不動産は持っているだけでも、固定資産税などの多額の税金がかかります。
当時、2人は愕然として、どうしたらいいかわからず途方にくれたそうです。
 
そして、その話をご自身のご友人に相談しました。
ご友人の方は、偶然にも以前、弊社で不動産についてのご相談をいただいたことのあるお客様でした。
「信頼できるから、一度相談してみて。」と弊社【五大トラスト】をご紹介してくださり、ご縁があってお越しいただくことになったのです。
 
 

3つの解決策、どれを選ぶ?

ご姉妹それぞれの家族構成や、相続したビルの状況、周辺の土地の状況など、様々な面からご姉妹2人のそれぞれの意見を聞きました。
私たち【五大トラスト】は実際にそのビルへ足を運び、そのような状況での選択肢を3つご提案させていただきました。
 

①古いビルを修繕して賃貸に出し、家賃収入を得る。

②そのまま古い状態でビルを売買して、現金化する。

③ビルを取り壊して、そのエリアのニーズに合ったビルを建て直し、長期的に安定した収入を得る。

 
これらの3つの選択肢は、それぞれメリットだけではなく、デメリットやリスクもあります。
次回のブログでは、それぞれの選択肢について詳しくお伝えしながら、最終的にどの解決策を採用したのか、ご紹介していこうと思います。
 
今後、土地活用をする可能性がある方や、現在お困りの方、周りで困っている人がいるという方は、ぜひ来週も見に来てみてくださいね。

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