「分譲賃貸マンション」とは?おすすめポイントをご紹介!

2019.4.12

皆さんは「分譲賃貸マンション」というものをご存知でしょうか?
賃貸マンションのほとんどが、名前の通り賃貸向けに建てられたマンションですが、一部では分譲マンションを賃貸しているものがあり、それを「分譲賃貸マンション」といいます。
 
 

分譲マンションを賃貸に出す理由

分譲賃貸マンションは、所有者の何らかの理由により賃貸に出されている分譲マンションです。
理由は様々あり、分譲マンションの一部屋を購入したにもかかわらず、急な転居をしなければならなくなり、空室になった部屋を賃貸に出すという例もあれば、分譲マンションに住んでいた両親が他界し、住む人がいなくなったため賃貸マンションとして募集をするという例もあります。
また、もともと投資をするためだけに分譲マンションを購入したため、自分は一度も住んでいないまま誰かに貸しているという方もいます。
 
 

分譲賃貸マンションに住むメリット

私自身の経験で、分譲賃貸マンションに住んでみてよかったことをご紹介します。
 
 

    ① 建物のグレードが高く、重厚感があって、高級な建物が多い。
    ② 騒音の問題も少なく、構造がしっかりしている。
    ③ 駅にもスーパーにも近いといった、比較的立地のいい物件が多い。
    ④ 管理人が常駐していて安心。
    ⑤ 駐車場が多く、敷地内に駐車場を借りやすい。
    ⑥ 設備がしっかりしていて、床暖房、浴室乾燥機、システムキッチン、ディスポーザー、トランクルームなど、様々な便利な設備がついている。
    ⑦ 来客用駐車場やライブラリーなどの住民共有の施設がマンション内にある。
    ⑧ ご近所さんが長く住む方が多く、入れ替わりが少ないので、地域のつきあいなど、安心した環境を得ることができる。
    ⑨ 入居者は、基本的にずっと住み続けることを前提に分譲マンションを購入していて、日頃から地域に根付いているため、ゴミ置場やエントランス等の共用部でもトラブルが少なく、比較的モラルがある。
    ⑩ オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ面がしっかりしている。

 
 
このように、分譲賃貸マンションはメリットがたくさんありますが、その分月々に支払う家賃が高くなることはデメリットかもしれません。
しかし、本来分譲マンションを購入する場合、何千万円ものまとまったお金を支払い、さらに毎年固定資産税を支払わなければなりませんが、分譲賃貸マンションを利用する場合、それらは不要になるという点ではお得だと思います。
 
 
分譲賃貸マンションは、何千万円もかけて購入したマンションを人に貸すことになるので、市場にたくさん出ているわけではありませんが、物件探しの中でたまたま見つけることがあれば、このような目線で見てみるとおもしろいかもしれませんね。
 
また、空きになった分譲マンションをお持ちの方は、管理会社にその運用を任せてみるのもおすすめです。
月々まとまった収入を得ることができるかもしれませんよ。

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